[AI画像生成ノウハウ4]指が変な形になる時の対策

なぜ指が変になるのか

そもそも、AIは指の表現が苦手です。

なぜ苦手なのかは諸説ありますが、よく言われるのは「そもそも絵師ですら描くのが難しいから」、「指自体が複雑だから」、「ネット上の写真の多くはそもそも手が移っていないことが多いから、データ不足」という説が見受けられます。

とにかくAIは指の表現が苦手だということを知ったうえで、対策することが大事です。

妥協が大事

諦めて妥協するのが大事だったりします。

確かに手が変なのは気になりますが、他人目線だと意外と気にならなかったりします。

というのも、人が絵を良いか悪いか判断する時は総合的に見てよいか悪いか判断するからです。

あと、自分が作る側の人間だから細かく見てしまい、変に見えるというのもあります。

そして、人が絵に求めるもの次第では、指の表現は些事なことだったりします。

例えば、画像に癒しを求めているのであれば、大事なのは顔や骨格や角度が大事なのであって、手はどうでも良かったりします。

特に顕著なのが犬や猫、鳥などの動物の絵ですね。

ファッションの参考として、服の組み合わせや色使いを参考にしたいという場合も、指はどうでも良かったりします。

つまり、「そもそも指を上手く描くことがそんなに大事か?」ということを考えることも大切です。

現に指が変でも売れますからね。

というか実際に売れました。

とはいえ画像生成自体が大変な作業なので、半自動化ツールでも作らない限り、収益化目的で画像生成するのは割に合いません。

ですので私はあくまで趣味の一つとして、画像生成を楽しむことにしています。

自分で手だけ描く

妥協しきれない場合は、自分で描くのも大事です。

指の色や形は既にAIが作っているので、自分の手で修正するのはそこまで難しくないと思います。

やはり餅は餅屋です。

AIが得意なことはAIに任せて、人間にしかできないことをやるのが大事だと思います。

そもそも指を描かない

そもそも指を描かないという選択肢があります。

プロンプトで上半身だけ映すように命令したり、手を後ろに隠したり、花束を持たせてみたりなど、手を隠す方法もあります。

モデルを変える

モデルによって手が上手く描けるかどうか大きく変わります。

ですので、モデルを色々試してみると案外スムーズにいくかもしれません。

あと、デフォルメキャラに特化したモデルを使うのもアリです。

デフォルメキャラは少し手が変でも気になりませんからね。

何度も生成する

最終奥義ですが、何度も生成しているとたまに上手く手が描けていることがあります。

ですので、何度も生成するのが大事です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

皆さんがより画像生成を楽しめるようになることを願っています。

ではまた!

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